「5ステップで儲かる…」
「わずか3つのテクニックで女を口説く…」
「成功の9ステップ」

などなど、

ネットビジネスに限らず魅力的なキャッチコピーには、
「奇数」を盛り込むことが有効…と、

ビジネスまたはコピー関連の書籍を読んでいるなら
あなたもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?


なぜ、
「偶数よりも奇数の方が有効だ。」
そういわれるのか?


これは、よほど人の脳や心理に精通している人でない限り、
根拠をもとに、詳しく説明することは難しいはずです。

私も
「偶数よりも奇数の方が固体としてのインパクトが強い。」
といったような、印象での話しかできないですし…。(-)

ただ、あらゆるテストを行ってきた方々か
偶数よりも奇数を盛り込んだコピーの方が、
人の意識に刺さりやすく、
望ましい結果を得られることを証明しています。

数字を盛りこむ場面に遭遇したら、

”ひとまず・・・!”ですが、

参考にするべき情報といえるでしょう。

奇数と偶数を考察した歴史は古い


ちなみに、奇数と偶数に関しては
ビジネス&ネットビジネス業界では
比較的、新しい情報のように思えます。

しかし奇数と偶数についての考察は、
分野はちがえど大昔から考えられてはきました。


先日、絵画の題材を扱ったので、もういちど取り上げますと、
誰もが知っているダビンチの時代から研究されてきています。

(もしかしたらもっと前から研究されていたかも?)

例えばこれ。
有名な「モナリザ」そして「岩窟の聖母」です。

 
三角形の構図がもたらす安定性を、
早くも見抜いていたことで有名な絵です。

中央にドスンと三角形の構図で描いてます。

ダビンチの絵はこの三角形の構図の作品が多いですね。
(主に中期くらいから)

「三角形」や「奇数」がもたらす安定性について
ダビンチは早い段階で見抜いていたことは確かであると、
その道にくわしい専門家も昔おっしゃっていました。

ほか、こちらも有名な絵ですが、
「最後の晩餐」では、

キリストの弟子たちが3人ずつ両サイドにまとめられ
3人をひとグループとして、それぞれ観覧しやすくなっている。

そして中央にはキリストが三角形の構図で描かれてます。

さらに細かい部分まで見ていくと・・・
「壁」や「天井」にまで奇数と偶数が盛り込まれています。

あらゆる工夫を用いて、見る人の意識を
中心のキリストへ向かうようにしているのですね…。

(この絵は壁画なのですが中央下部にある四角いものは
この部分に扉が作られてしまい失われてしまった部分なので、
作品そのものには関係ない部分です。)


また、ダビンチのデッサンを見ても、
奇数そしてその配置を考えていることが見て取れます。


中央の1人を軸とし右と左に3人ずつ分けられ、
三角形を2つ作っています。

三角形が2つ重なった中央の人物の存在感を強く感じますね。
これまでとは違った試みが垣間見えます。


このようにジャンルは違えど、
奇数と偶数の研究は大昔から行われていました。

もしかすると「奇数」と「偶数」以外にも
ビジネス&ネットビジネスで使えるような考察が
こんな大昔から行われていたかもしれません。

研究して、ビジネス&ネットビジネスに
落とし込んでみるのも面白いはずです。


ちなみにこの時代は「左右対称」でバランスが取れていることが
「美しい」とされていましたが、

その後、日本の「浮世絵」がヨーロッパに伝わって以来、
「左右非対称」や「アンバランス」であることに、
「美しさの基準」が変わっていきます…。

 
有効だといわれるものや「人を刺激する要素」が
うつろいやすいのは昔から変わらないですね。

「物事は常に変わる」ことこそが、
常に「変わらない」事実とでもいいましょうか。

 しかし「偶数」が有効になるケースも有り。


「偶数よりも奇数の方が人の心に刺さりやすい。」

数字を盛りこむべき場面に遭遇したら、
”ひとまず・・・!”参考にする情報ではあります。

ではありますが、

「じゃあ奇数を盛りこもうっと!!」
そう安易に決めてしまわないことが大切です。

得た知識のみで物事を決定するようになると、
売れない原因を見つけられない原因にもなりかねません。

おなじく、得た知識のみでモノを言うようになると、
アウトプットした知識のみの情報を発信してしまって、
質のいい読者が、見限っていく原因ともなります。


「時」「場合」

この2つを考えることなく決めてしまうのは、
情報に支配されすぎて思考停止している状態といえるはず。

ここで重要になるのは「感覚」だと私は考えています。

「感覚を磨く」「感覚を研ぎ澄ます」
こういった意味での「感覚」です。

「選んだ数字がどのように感じられるのか?」

何度かテストしてみることは必要ですが、
安易に奇数を選んでしまうのではなく、

その数字がどのように感じられるかを
まず自分で感じながら選ぶことが必要です。


言われて気づく人は多いと思いますが、

あるゴルフ教材で、4ボールギャランティという
「4球で〇〇しなかったら全額返金します。」

そんな保証を付けた商品を解説している教材がありました。

なぜ偶数である4球か?というと、
「1球じゃあウソくさい。2球3球じゃゴルフではピンとこない。」
「でも4球と言われると、なんかできそうな気がする。」
「4球ならありえるかも?と思ってしまう。イメージしやすい。」

だから
「4球で〇〇しなかったら全額返金。」
そんな偶数を使用しているケースが
こと細かく解説されていました。

だれもが読んでるとおもいますが、
この教材のModule2ファイル5を参考まで。

「奇数の方が有効!」という説は
当てはまらないケースといえますね。


このケースを考えれば安易に奇数を盛り込むなんて、
とてもじゃないですが、できなくなります。

奇数か?偶数か?という点からスタートではなく、
まずターゲットのことから考えているからこそ、
結果的に「偶数」が有効になった良いケースです。

事前に「奇数」か「偶数」かを考えることは、
参考程度にとどめておき、

あなたがこれから盛り込む数字、
その数字を見た人が、なにを感じるのか?

ターゲットのことを優先し考えることが重要といえます。