お金は価値との交換で手に入るものであり、
お金そのものは価値の象徴である。
であるならば、価値を創出する必要があることを意味します。
ユニークな価値やオリジナルコンテンツを生むために、スティーブ・ジョブズの名言「コネクティング・ザ・ドッツ」を紹介しました。
→ 「4:オリジナルコンテンツの作り方-スティーブジョブズの名言から」
過去の経験が結びつき価格反応を起こすことで
ユニークなアイデアが生まれるのです。
しかし過去記事の「コネクティング・ザ・ドッツ」と
「おちまさと」さんの言う「記憶の複合」についてですが、
これらは個人の記憶に焦点を合わせた考え方なのです。
「コネクティング・ザ・ドッツ」では
個人の記憶を「点」と考えます。
しかし、それをより高い視点で考えると、複数の記憶を持った
いち個人そのものを「点」と考えることができますよね?
よくビジネスで
「人との出会いによって運命が変わった」
そんな人を見かけます。
これは個人を「点」と考えた場合に
他者との出会いそのものが
「点」と「点」が化学反応を起こした
結果ではないでしょうか。
人との出会いが刺激になったり
良いアイデアが生まれるのは
よくある話です。
考えに行き詰ったり、より世界を広げたいのであれば
他者と接することで生まれる化学反応を求めてはいかがでしょうか?
ですが注意点もあります。
よい化学反応を期待しようとしても
ヒントを得たい分野のスキルや経験が
あなたに乏しい段階では、
あまり意味がないのです。
一定の段階までは人に頼らず、
自分自身で及第点まで取れていることが必要ですよ。
有効そうなアイデアに思えても、
実際にはズレてるものがほとんどのはずです。(経験談)
さて、話を戻しますが、
他者との化学反応で生まれるものが、
いち個人の記憶だけを結びつけることの
上位にあることだとしたら、
出会いによる他者との化学反応の上位にあるものは、
グループ単位を「点」として考えることでしょうか?
グループを「点」にすることは
考えただけでも難しそうですね。(汗)
やはり個人レベルでの他者との化学反応が
現実的でしょうね。
人を何度も入れ替えるだけでも
違ったアイデアが閃くものです。
自分自身の記憶の結びつきだけではなく、
違う人生を歩んできた他者との化学反応も楽しみましょう。