お金とは「価値の象徴」です。

1:お金について本気出して考えてみよう
2:お金をもっと増やすためには?

この2つで触れたように、
お金は価値の象徴である以上、

お金が欲しいのならば、
価値を生み出さなければなりません。

これはインターネットで活動するにしても
リアルビジネスで活動するにしても、
価値ある商品・コンテンツを提供して
いかなければならないのは、変わらないのです。


とはいえ・・・

価値を生み出すと一言にいっても、
なかなかうまくはいかない。

そこで、価値を生み出しなおかつ、ライバルに差をつける、
オリジナルのコンテンツを生み出すヒントとなる言葉をご紹介します。


かなり有名な言葉ではありますが、
今は亡きスティーブジョブズの名言です。

「Connecting The Dots」(コネクティング・ザ・ドッツ)

意味は、「点と点をつなげ」。

この言葉は、スティーブ・ジョブズが
スタンフォード大学のスピーチで言った言葉です。


コンテンツを提供することを仕事にしている方であれば
過去にした経験や、行ってきたことが繋がる瞬間というのを
経験したことがあるかと思います。

むかしやってきた習い事や趣味でも
または過去の仕事の専門知識やエッセンスが

現在、行っているビジネスと化学反応して
価値あるコンテンツができあがるのです。


スティーブ・ジョブズの例でいうと、彼は大学時代に
「カリグラフィー」を学んだことがありました。

「カリグラフィー」とは様々な書体で文字を美しくする手法です。
日本でいうところの「書道」みたいなものですね。

ジョブズはなぜ「カリグラフィー」を学ぼうと思ったのか?
当時のジョブズに明確な理由があったわけではありませんでした。
好奇心の赴くままに学んだのです。

この経験は数十年後、高い価値を持つコンピューターに活かされました。

当時、1つの書体しかなかったパソコンのフォントに
カリグラフィーで学んだ様々な書式を取り入れ、
Macは高い価値をもつコンピュータになったのです。


あなたもこのように過去の経験が繋がって
ユニークなアイデアがひらめいたことありませんか?

経験ありませんか?

スティーブ・ジョブズとまではいかなくとも
過去の経験が何らかの形で現在取り組んでいるものと繋がり、
オリジナルコンテンツになってしまうのです。

「そのコンテンツが市場に受け入れられるか?」
それはまた別の話になるので、
受け入れられるように改良したり、
需要に合わせて調整したりという作業は必要ですけどね。

これが当たったときというのは、
優れたコンテンツとしてオンリーワンになれる可能性大なのです。


ジョブズ以外にも日本で同じようなことを
言っていた人物がいます。

日本の人気番組を多数手がけた、
プロデューサーの「おちまさと」さんです。

おちまさとさんは、2011年に出版された『「気づく」技術』にて
「記憶の複合」という表現を使い、
「どんな企画も記憶の複合によって生まれている」という言葉を残しています。

これまで経験してきた様々な経験の記憶をつなぎ合わせ、
面白いコンテンツが生まれるのです。

ですのであなたも、いろいろな経験をしていくことをオススメします。

それがいつか、何らかの形でユニークなものに
生まれ変わる可能性がありますから、
「いまこれが何の役に立つのか?」なんてことは考えずに
様々な経験を積んでいくことを意識してみてください。

ジョブズの「コネクティング・ザ・ドッツ」や、
おちまさとさんの「記憶の複合」という言葉は、
オリジナルコンテンツの作成に大いに役立つはずです。


最後にスティーブ・ジョブズの言葉を。
「未来を見て点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。
だからいつの日かどうにかして点は結ばれると、信じなければならない。」