「お金は価値の象徴である」

この言葉の意味に辿り着くのに約3年かかりました。つくづく気づきの遅い人間だと気付かされます私は。(汗)

ハタチそこらでビジネスに挑戦し、
多額の借金を抱えることになりました。

それから数年、真面目に働いていましたが
個人でもインターネットで収入を得られることを知り

実践しながら「お金とは何なのか?」の
キーワードをいつも考えていました。

「お金は価値の象徴である」ことに気づき取り組んだ結果、
ネットから100万越えの金額を得ることに成功。

そんな話をさせていただきます。



「お金とは何なのか?」

長年、貧乏に悩まされていた私にとって、
寝ても覚めても考え続けていたテーマでした。

人の豊かさを象徴する1つである「お金」。

「お金とは何なのか?」「お金の正体とは?」
高卒で学もない私にはテーマが大きかったのか、
いくら考えてもわかりません。

「幸せについて本気出して考えてみた」という
ポルノグラフィティの曲に合わせて、
「お金について本気出して考えてみたら~♪」
と口ずさんでもお金の正体なんてわからない。(笑)


頭でいくら考えても
どれだけ時間がたってもわかりません。

そこで・・・

あるときから、世の中のお金の動きを観察することにしました。

身近なところで、コンビニやスーパーのレジで
お客さんと店員がお金のやり取りをしている風景を
よく観察するようになりましたね。

私自身も、物を買う時、お金を払う時
その行為自体をよく考えていました。


その結果、単純ですが、
「お金は商品と交換して手に入れるものだ」

考えてみれば当たり前のことですが
ある時そう、腑に落ちたところがありました。

「じゃあ自分で何か商品を作れないものか・・・」

しばらく自分でも作れる商品を考える日々が続きます。


しかし、
自分で生み出せる商品はないかと考えている間に、
「お金は商品と交換して手に入れるもの」という
考え自体が変わってしまいました。


考えているうちに疑問が湧いてきたのです。
「固形物でない、形のない商品でお金を得ている人とは何なのか?」

不純にもキャバクラ嬢が頭をよぎります。

キャバ嬢たちは、接客や色恋そのものが形のない商品、
つまり形のないサービスでお金を得てるんだと気付きました。

「お金は商品(固形物)と交換して手に入れるものだ」
以前のこの考えは、
「お金は商品(固形物)やサービス(無形物)と交換して手に入れるものだ」
という考えへと変わったのです。




でもこれも・・・

違うんですよ。



「お金は商品(固形物)やサービス(無形物)と交換して手に入れるもの」

そうであるならば、

お金を払って手に入れたいと思わない物や受けたくないサービスは
どのように説明できるのか?

自分にも作れる商品やサービスを考えている中、
この疑問が常に頭の中にありました。

「損得勘定」という言葉があるように、
損するとわかっていてお金を払う人はいません。

シックリこない日々が続きました・・・。


それからというもの、

自己啓発書や成功法則のような本は当時から読んでいましたが
新たに、「お金」に関する本を読み漁るようになりました。

中国に伝わる教え~、ユダヤの教え~、なるものから、
かなりインチキ臭いスピリチュアルな本まで読み漁る日々。

そんな中で、シックリくる考え方に行きつきます。

それは
「お金は価値の象徴」であるということです。
つまり「お金は価値と交換される」ということ。


この考え方であれば、以前の考え方であった
「お金は商品(固形物)やサービス(無形物)と交換して手に入れるものであるならば、お金を払って手に入れたいと思わない物や受けたくないサービスについてはどのように説明できるのか?」その説明がつきます。

お金は価値の象徴なのです。

目の前の商品に感じる価値のバランスを考えて
手持ちのお金と交換する価値があると感じれば、
お金を支払います。
そうでなければ支払わない。

固形の商品でなく無形のサービスの場合、
また水商売の例でいうと、
美人もしくはツボを心得た接客をするキャバ嬢には
男性ならば喜んでお金を払うものです。
つまりそのキャバ嬢に価値を感じるから
お金を払っているということですね。


そして「お金は価値の象徴である」ということが
腑に落ちたとき、また別の言葉も腑に落ちました。

「お客さんには得をしてもらわないといけない。」

これです。

なにかのビジネス書で読んだ、
この言葉を思い出しました。

これは一見、綺麗事に聞こえますが、間違いなく真実です。
お金と価値の交換を考えれば、当然のことです。

先ほども言いましたが、
手持ちのお金と目の前の商品の交換をするときは
その商品に感じる価値と付けられた値段の価値を考えて
得だなと感じることができれば買うからです。

わざわざ得をしないことにお金を払いますか?
払いませんよね?

だから、
「お客さんには得をしてもらわないといけない。」
ということですよ。

キレイ事や理想論でなく「得だ」と思ったら買うでしょう?
お客さんは得をすると感じたことにしかお金を払わないからです。
(もちろん、欲しいと思った商品じゃないと買いませんが)

あなたがお金を受け取る側であれば
あなたはお金を手にすることができます。


次回は、「お金をもっと増やすためには?」をお伝えします。

1つのことが腑に落ちたらその他あらゆる疑問が
ドミノ倒しのように腑に落ちてきたので。