今回は自分だけのYahoo!を作るをテーマにお伝えします。

もちろん、本当にYahoo!を作るといっているわけではありません。
「アクセスの集まるサイトを作ろう」という意味合いになります。

ただ、頻繁に更新を行ってアクセスを集めていくサイトというよりも
私がお伝えするのは「放置状態でもアクセスが集まるサイト」ということです。

これまでお伝えしてきたように、軽く1年以上も放置状態でありながら
アクセスが安定しているサイトを複数所有しています。

毎日更新して月に5000pv前後であればわりと普通なのですが、
1年以上も放置状態に関わらず、安定して5000pvもあれば、
私としては十分なんじゃないかなと考えております。

そんなサイトが1つでなく複数あれば、
リスク分散にもなって尚のこと良いですよね。

Google依存からの脱却


私はネットビジネスにおいてGoogle依存から抜け出すことが、常に頭にある人間です。

Google検索でアクセスを集めることはいいのですが、いつGoogleからサイトが飛んでもいいように、最悪の結果も考えながらやっております。

Googleの気分次第で集客できなくなってしまうリスクは
ネットビジネスを行っているなら常に隣り合わせです。


私はGoogle検索結果に「Googleショッピング検索結果」や、スマホ検索時に「アプリ」「マップ」などが検索の頭に出てきた時点で、Googleに対する見方が変わりました。

ユーザーがより早く目的の結果にたどり着けるようにGoogleは動いてますから
ユーザーのためを思えばそれは仕方のないことです。

しかしウェブマスターにとっては死活問題です。

サイトにアクセスされることがなければ、ユーザーと私たちの接点は大きく無くなっていくでしょうし、今後も安定的にGoogleから集客できるかどうかなんて誰もわかりません。

「そんな未来なんて来ないよ」と、あぐらをかいているわけにもいきません。

「新しいキーワードは常に生まれている」とGoogleのCEOは言ってますから、
そこでSEOをかけていけば、まったく集客できなくなることはないでしょう。

ただそこをずっと追いかけていても・・・

ですよね。

もし、サイトへのアクセスがなくなったときに、ユーザーへとリーチできるメールアドレスがあるのとないのとでは、雲泥の差です。

昔から言われていることですが、今のうちからGoogleから集めたアクセスをメルマガに誘導しネットビジネスを行っていくことを基本とするのがいいと考えています。


そしてユーザーにリーチをかける手段、メルマガ以外のものも常に、模索していなければなりません。

最近の若者の傾向として、メールアドレスを持つどころか、自分のメールアドレスすら知らない、スマホをメインにしているユーザーもいます。

ネットビジネス系ではまだまだメールアドレスを持ち、メールフォルダを開く習慣を持ち、そしてPCからアクセスするユーザーが大半なので、しばらくは大丈夫でしょう。

しかしその他、恋愛系やお悩み系など、若者をターゲットとするカテゴリーでは工夫が必要ですね。メルマガ以外の手段も構築していく必要があります。

・・・この辺の話をし出すと話がズレてきますので、また別の機会に。

Googleからいつまでも新規アクセスばかりを狙っていくのではなく、
継続的にコンタクトをとれる手段(メルマガなど)を取って、
Google依存を無くしていく必要があります。

自分だけのYahoo!を作れば広告もリストも取れる


「自分だけのYahoo!」つまり安定的にアクセスのあるサイトを持てば、そこに広告を出そうがリスト取りのスペースを作ろうが自由自在です。

他人様のサイトの場合だと、当然ながら費用が発生しますし、広告掲載できる場所も限られてくる。

しかし自分のサイトだと別です。費用も0。広告掲載場所も自由。

こんなに便利な媒体はありません。

やや不謹慎な表現ですが、私は魚が自動で集まる生簀(放置サイト)を作り、
そこで釣り(リスト取り)を行うイメージで放置サイトを作っております。

turi

「マーケティングは釣りそのもの!」という人もいらっしゃるように、
こういったイメージがあるのと無いのとでは、仕上がりが俄然変わってきます。

作成するスピードも変わってきますから、あなたも、
自分自身にシックリくるイメージで取り組んでみてください。

「自分のサイトに広告?費用もゼロ?そんなの当たり前じゃないですか。」

そうです。当たり前です。(汗)

ただ私は、自分のサイトとはいえ、それを他人のサイトだと思ってやってます。

そうすることで、意識が変わります。真剣になるのです。

自分のサイトという意識のままだと、客観性を欠いてしまいやすいですので、
あらゆることが惰性に終わってしまう可能性もありますから。


ちなみに、「釣った魚にはエサをやらない」なんて言葉がありますが、毎日のように無料オプト流したりアフィリエイトばかりしていても長くは続きません。

「釣り」のイメージは、あくまでもGoogleの影響を受けない場所でビジネスを行っていくというだけで、その影響を受けない、または受けにくい場所で行っていくための行為ということです。

そしてGoogleの影響を受けにくい場所で行っているあなたのビジネスが、ユーザーにとってもメリットのある場所でないと、長くは続かないと考えております。

アフィリエイト商品がないんだけど?


参入したい分野にアフィリエイト商品が無いのであれば困りますよね。

ただアフィリエイトする商品が少ないカテゴリーでは、ライバルサイトとなるような強いサイトも少ないというメリットもあります。

都合のいいアフィリエイト商品が無ければ、場合によってはアドセンスでもありですが、マネタイズのやり方は工夫しなければなりません。

こういったときに、自分で教材などを出した経験があると、
比較的スムーズに考えられます。


もしくは、そのカテゴリーで今後アフィリエイト商品や情報商材が出る可能性を見込めるのであれば、ライバルの少ない今のうちから、Googleの評価を得て、新規サイトに差をつけておくことも有効です。実際私もやってます。

ライバルがいない、または弱いうちに、単なるコンテンツではなくコミュニティに近いものを作ったり、サイトは同じでも、「学びたい人」「教えたい人」など、属性が違う人を集めておくことも工夫次第でできます。

たとえ良いアフィリエイト商品がなくても、キーワードどころかカテゴリーそのものに弱いサイトが多い場合には、未来につながることを今のうちから仕込んでおくと、後でラクな思いができるかもしれませんよ。

人が集まる理由はなにか?


放置状態でも人が集まるサイトには、その理由が、必ず存在します。
その理由は1つの場合もありますが、複数の場合も当然あります。

人が引きつけられる要素は1つよりも複数あった方が
当然ながら放置状態でもアクセスを集めやすくなるものです。

BDで「秋元康」さんのお話を用いて極端な例をお伝えしたように
バランスが悪くなってはコンテンツとしておかしくなりますから、
サイト全体のバランスを意識しながら取り入れていかれた方がいいでしょう。


また、同じことが伝えられているサイトでも、コンテンツの魅力は変化します。

人が人である以上、引きつけられてしまうものもあれば、避けられないものもあり、その差そしてその差の積み重ねが、最終的に大きな差になってしまうのです。

例えるなら重力のようなもので、人が引きつけられてしまう要素が盛り込めるなら、自然な形でバランス良く、コンテンツに盛り込むべきです。

男は女に引かれるもの。
わからないことは権威のある人の言うことを信じてしまいやすいもの。
より深い悩みがあれば、親身になってくれそうな人に聞きたいと思うもの。

人が引きつけられるコンテンツになるように、コンテンツは同じでも、引きつけられる要素は多く、そしてバランス良くあった方がいいです。

もちろん、お互いにとって良い結果にならなければならないと、何をしても意味が無いのですけどね。

情報が多い中ではユーザーは価値の判別ができない


最後に、参入者が多いカテゴリーであればあるほど、
単に有益なコンテンツがあるだけでは意味が無くなってきています。

これだけ情報が多いのでは、ユーザーは情報に対して
自分の判断で価値を判別できないことがほとんどなのです。


単に有名な人がオススメしてるだけでも売れてしまうのが常です。

他にも、専門家や権威がある人が言うことで説得力が増すこともありますし、
多くの人が支持している事実や実績などもあれば安心感も増してきます。

そんなコンテンツ作れない?

・・・そうでしょうか。手段はあるはずです。

他にも、同姓ではなく異性が書いているからこそ引きのあるコンテンツになる場合もあります。男性の情報発信者やサイト運営者が多いのであれば、女性が行うだけで随分と印象は変わります。

また、サイトの作り次第で、使い捨てのマガジンスタイルのブログにもなれば、すでに多くの情報がまとまっており、すべての情報に目を通せば、あるいはマスターすれば一段上の自分になれるような気持ちにさせるサイトもあります。結果、放置状態でもPVは上がりますよ。

このように、単にコンテンツを集めたものではなく、より引きのあるコンテンツにしていくことで放置状態でもアクセスを集め続け、PVの多いサイトが出来上がってきます。

ユーザーの滞在時間も長いとGoogleにも優遇され検索上位に上がり出し、更なるアクセスが見込めます。

アクセスが集まる自分専用のYahoo!を作り、広告、リスト取りも自在に行い、
できるだけ手間のかからないネットビジネスを構築していきましょう。

放置型アフィリエイトのすすめ
1/9 放置サイトにできる要素の見極め
2/9 放置で「時間」と「お金」も生み出すポイント
3/9 放置状態なのに上位表示しているサイトの話
4/9 コンテンツの質+放置性でお金と時間を生み出す
5/9 放置系の教材に多い?機械的な作業では稼げない
6/9 放置サイトをつくる大枠の流れ
7/9 新しいものも取り入れて放置サイトを強力にする
8/9 放置で月5000pvのサイト。アクセスはどうなった?
9/9 自分だけのYahoo!を作ろう ← 今ココ