「パスワードサイト作成」の記事一覧

パスワードサイト作成

ワードプレスの会員サイトThemeMyLoginの良いとこ不便なとこ

先日から、有料教材の販売および、情報商材に付ける特典コンテンツの提供のために
会員サイト(パスワードサイト)の構築方法をお伝えしています。

会員サイトを作成するにもHTMLで作成するか?
それともワードプレスで作成するか?

私が行ったことが無いものとしてSNS形式の会員サイトがありますが、
会員サイトと言っても形式は様々ありますよね。

これまで作成したことがあるHTMLかワードプレスかの中でしか言えませんが、
私はHTMLの会員サイトをオススメします。

HTMLサイトは管理がラク


私が会員制サイトにHTMLをオススメする理由としては
ワードプレスと比べて管理が楽であるということです。

シンプルなHTMLページにテキストや動画を加えてアップするでもいいのですが
SIRIUS(シリウス)などの優秀なサイト作成ソフトで作成すれば、
また簡単に作れてしまいます。

Black Diamond」の会員サイトもSIRIUSで作成していますよ。

SIRIUSを使用しない場合でも、セールスレター用にHTMLで作られた会員制サイトもやってきました。
HTMLオンリーのサイトはやはり修正やコンテンツの追加が楽でいいです。シンプルなので。

PHPなどの知識も必要になってくると途端に複雑になってきますから。

ワードプレスの会員サイトThemeMyLoginの良かった点


スマホで会員サイトへの誘導&承認ができたことですね。

PalPal決済の場合


現在、販売が停止中(終了?)ですが「YOROZUYA」というPayPalと銀行振り込みのツールを利用しています。

「YOROZUYA」を使用するとPayPalから注文があった場合に購入者に自動でメールを送ることができるのですが
そのメールにThemeMyLoginで作ったID・パスワードの発行ページURLを記しておきます。

そして購入者がID・パスワードを発行するとThemeMyLoginで承認するかどうかのメールを自分に送られてくるように設定できるのです。

PayPalで購入されると決済完了メールが私に届きますから、そのメールで名前とメールアドレスを確認し、承認します。

これをスマホですべて行います。スマホでメールが確認できるようにしておくと、出先でパソコンが手元にないときでも承認作業ができるのでユーザーを待たせません。

ポイントはThemeMyLoginで承認するかどうか?私に届くメールの中に、
私自身がワードプレスにログインできるよう、ログインURLとパスワードを入れておくこと。

ワードプレスにログインしないと承認作業ができませんから、
スマホでログインできるようにしておけば、手元にパソコンが無くてもスムーズにログイン→承認作業ができます。

承認すれば、購入者にログインIDとパスワードが送られてコンテンツを観覧できるようになります。

銀行振込の場合


ユーザーが銀行振り込みでの入金を選んだ場合は「YOROZUYA」で振込先の情報と、
「入金が完了しましたらこちらのページへアクセスしパスワードの発行申請をしてください。」
と書いたメールを自動で送るように設定しておきます。

私は銀行のネットバンキングを利用してますので、銀行振り込みで入金があった場合、メールが届くようにしています。

ユーザーはThemeMyLoginで作ったID・パスワードの発行ページで申請をすると私にメールが届きますので

ここからは先ほどと同じように、スマホで入金とパスワード発行申請者の名前を確認後、承認作業をすればいいだけです。

すべてスマホで行えるようにします。

これら承認作業のすべてを初めてスマホで行えたときにはやはり感動しました。

ワードプレスのThemeMyLoginは承認作業をスマホで手軽にできることが最大のメリットだと思っています。

不便だった点

ThemeMyLoginプラグインを更新すると設定が台無し


会員サイトは基本的に非公開のものですし
「気にしなくてもいいんじゃないの?」と言われるかもしれませんが・・・

ワードプレスやプラグイン更新時に表示されるコレ。
気になりませんか?

wpt01

私は” かなり! “気になるタイプです。
こういうのがあると気になってムズかゆくなります。

会員制サイトってできるだけ手間のかからないようにして
普段はメインとする情報発信(ブログやメルマガ)に
意識を注ぎたいものじゃないですか?

些細なことですが気になるものです。

そしてThemeMyLoginを最新版に更新するとカスタマイズした分も元に戻ってしまうために
手間が増えてしまいます。

私はID・パスワード発行申請のフォームをカスタマイズし
購入者のお名前とメールアドレスを入力していただくようにしています。

そして承認をするとユーザーにはメールアドレスとパスワードでログインできるようにカスタマイズしています。

結構、大変だったのですが、ThemeMyLoginを更新して最新版にすると、
すべてがリセットされるわけです。

カスタマイズのやり直し。(汗)

よほどのことがない限りカスタマイズし終えたThemeMyLoginを更新しないようにしてください。

不正アクセスの特定が困難


ユーザーが登録時のIPアドレスを記憶するプラグインがあります。(Register IP)

そしてログインしようとしたユーザーやログインしたユーザーのIPアドレスが見れるプラグイン(Crazy Bone)などもあります。

それらを組み合わせて監視することもなんとか可能ですが大変です。

そしてあまりにもユーザーを監視するのは、大変であると同時にキモい行為です。自問自答するでしょう。(汗)

理想はユーザーの監視なんてシステムに任せることなのですが、
ワードプレスでは現状なかなか難しいと思いますよ。

パスワードサイト作成

「PasswordManager」を使用しての教材提供フロー

「PasswordManager」を使用して会員サイト(パスワードサイト)の構築についてをお伝えしてきました。

今回は、構築した会員サイトへユーザーをどのように案内していくかを
「PasswordManager」を使用した例でお話ししていきます。

お伝えするのは「有料教材」を提供する場合のフローと
「情報商材に付けた特典」を提供するフローです。

有料教材提供フロー

あなたが販売する教材が
・一発ドカンで売り切る教材か?
・長く売り続けていきたい教材か?
・低額の教材?
・高額の教材?
・継続課金形式?

そんな教材の属性によりますが「PasswordManager」は
ASP販売で使用しない方がいいでしょうね。

購入者の数にもよりますが、
ID・パスワードの管理をガッチリしたいのであれば、
それ相応の手間か労力がかさんできます。
(後述あり)

私は「1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする」と
「3 : 発行&メンテは管理者のみ」を推奨してます。

「2 : 発行は管理者のみ。ユーザはメンテのみ」については
行うケースは少ないでしょうから割合します。

その理由は、この設定でユーザーにメンテが
許可されているのはパスワードのみだからです。

購入した教材のパスワード管理を、
ユーザーが自分自身で厳重管理するでしょうか?

あなたが購入者の立場であれば・・・と考えれば、
パスワード管理なんてしないはずです。

ですので「2 : 発行は管理者のみ。ユーザはメンテのみ」は割合します。


そして、1と3のどちらを選択するにしてもASP販売は向いていません。

あなた自身ですべて販売するならともかく、
不特定多数のアフィリエイターが販売に加わり、
いつドカン!と売れるかもわからないのが
ASP販売です。

売れていくほど不正アクセス管理も大変になってきます。

「PasswordManager」は、やや数の制限される
独自販売の教材で使用するのが懸命でしょう。

以下、独自販売をするとき(PayPal例)の教材提供フローです。

例:「1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする」
PayPalから決済「お支払いがありました」のメール

記載のメールアドレスにID・パスワード発行ページURLを
記したメールを送る(あなたの作業)

ユーザーがID・パスワード発行ページにアクセスし
個別のID・パスワード発行を行う

自動返信メールで送られたメール内のログインURLへ
発行されたID・パスワードでユーザーが会員サイトへアクセス

管理ポイント
・不正アクセスがないか会員サイトのIPアドレス確認(目視)
・ID・パスワード発行ページが外部で公開されていないか
・ID・パスワード発行するユーザーがいないかの確認

ユーザーのID・パスワード発行時は
あなたにもメールが届きますので
購入者と発行ユーザーの確認は都度行ってください。

例:「3 : 発行&メンテは管理者のみ」
PayPalから決済「お支払いがありました」のメール

「PasswordManager」の管理画面
(https://sub.yoursite.com/pwmgr/admin.cgi)
「会員管理(新規登録)」から個別ID・パスワードを発行。
購入者のメールアドレスに会員サイトへのログインURLと
個別ID・パスワードを記したメールを送る(あなたの作業)

購入者がメールを確認し会員サイトへログイン

管理ポイント
・不正アクセスがないか会員サイトのIPアドレス確認(目視)


あなたが行う手間の違いは、
「1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする」
事前に作成したID・パスワード発行URLを記した文章を
ユーザーのメールアドレスに送るだけ。
(必要であれば購入者の名前を挿入する手間も含む)

※テキストは tmpl ディレクトリ内の mail.txt に
書いておいてください。

「3 : 発行&メンテは管理者のみ」
あなたがID・パスワードを管理画面から発行し
ユーザーに会員ページ(パスワードサイト)と
個別ID・パスワードが記されたメールを送る、
(必要であれば購入者の名前を挿入する手間も含む)

購入者の名前や(必要な場合)
個別ID・パスワードを記入するだけのテキストを
ローカルに準備しておくといいでしょう。

特典提供フロー


情報商材の特典に使用する場合は
まずASPからダウンロードできる特典PDFに

ユーザーがID・パスワード申請できる
URLへのリンクを掲載します。

例:
https://sub.yoursite.com/pwmgr/

あなたが「PasswordManager」で
「1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする」
と設定している場合、

ASPからID・パスワード申請ページURL付きの
PDFをダウンロード

ユーザー自身がID・パスワードを発行

自動返信メールでID・パスワード・ログインURLをお知らせ

会員サイトへ(パスワードサイト)への誘導

これらが自動で行えます。


ただ、不自然なID・パスワード発行があった場合や
売上に対して明らかに発行回数が多い場合は、

「3 : 発行&メンテは管理者のみ」に
切り替えたほうがいいですね。

$cf{pwd_regist} = 1;を3に切り替えて
# パスワード発行形態
# 1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする
# 2 : 発行は管理者のみ。ユーザはメンテのみ
# 3 : 発行&メンテは管理者のみ(pwmgr.cgi index.htmlは不要)
$cf{pwd_regist} = 3;

pwmgr ディレクトリ内にある index.html (ID・パス発行ページ)を削除し
ASPに登録してあるURLも変更を加えたほうがいいです。

もしくは pwmgr ディレクトリ内にある index.html のページに
問い合わせフォームを新規に作るなどして、
注文IDの記入覧が入った特典請求フォームを作成してください。

はじめから「PasswordManager」で
「3 : 発行&メンテは管理者のみ」を設定する場合も、
同じように、問い合わせフォームを新規に作り

注文IDを目視で確認するようにして
手作業でID・パスワード発行を行い、

直接、購入者にパスワードサイトのURLと
ID・パスワードの記載したメールを送ってください。

すべて手作業で行えばユーザーは好印象を抱くか?


あなたが「PasswordManager」を利用して、
有料で販売する教材の教材提供、

または、情報商材に付けている特典の提供は
出来る限り自動化したほうが賢明です。

少なくとも私はそう考えています。

「すべて手作業で行った方がユーザーに好印象を与えられるのでは?」

そういう意見が確かにあるのも知っています。

しかし、自動化できるポイントでは自動化を行わないと
あなたのネットビジネスに費やす時間が割かれてしまいます。

ユーザーに好印象を与えることは
なにも自動化できるポイントではなく
別のポイントでもできるはず・・・。

ユーザーに好印象を与えたいならば、
自動化できないところで行えばいいのです。

自動化できるポイントは自動化を行いましょう。
楽できるところは楽をする意識で取り組む必要です。

それでは「PasswordManager」を使用した設置・設定
および有料教材や特典の提供フローについてでした。

パスワードサイト作成

「PasswordManager」のID・パスワード発行形態を考える

「PasswordManager」はパスワードの発行形態を変えることで
ユーザーに登録を自動化することもできれば
あなた自身でユーザーの登録とメンテを行うことができます。

init.cgi ファイルの中身を書き換えることによって
IDとパスワードの発行形態を変えていくことができます。

init.cgi ファイルの28行目に以下のような項目があり、
初期設定値が1になっています。

# パスワード発行形態
# 1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする
# 2 : 発行は管理者のみ。ユーザはメンテのみ
# 3 : 発行&メンテは管理者のみ(pwmgr.cgi index.htmlは不要)
$cf{pwd_regist} = 1;

1、2、3、それぞれの解説を行っていきます。

1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする

ユーザー登録のページのURLを自動返信メールに記載のURLや
ASPからダウンロードできるPDFなどに記述することによって、
会員サイト(パスワードサイト)に入るための
ID・パスワード発行を自動化することができます。

注意点はID・パスワード発行ページのURLが流失し
見知らぬユーザーが会員サイト(パスワードサイト)に
入らないよう、監視しておくことが大切です。

ID・パスワード発行時にユーザーだけでなく
管理者であるあなたにもメールが届きますから、
ユーザーの名前だけは確認しておいてください。

スマホで確認できるように設定しておくと
いつでもチェックできるようになりますので楽です。

また、tmpl ディレクトリ内の mail.txt は、
ユーザーがIDパスワード申請をした際の
自動返信メールのテキストが含まれています。

mail.txt にはあなたの言葉で文章を書くだけでなく
会員コンテンツ(パスワードサイト)内の
コンテンツURLを掲載しておいてください。

pmmail

ユーザーに発行を行ってもらうことにより
ID・パスワード発行の自動化からログインまで行えます。

そしてユーザーにID・パスワード申請を行うURLは
https://sub.yoursite.com/pwmgr/
なのですが、

pwmgr ディレクトリの index.html には
検索エンジンにインデックスさせない以下のタグを
metaタグ内に入れておいてください。
<meta name="robots" content="noindex,nofollow,noarchive" />

2 : 発行は管理者のみ。ユーザはメンテのみ

ここは使うことはないかと思います。

ユーザーにメンテナンスが許可されている項目は
「パスワード変更」と「登録の解除」だけです。

デフォルトではユーザー登録ページと同じページに
「メンテナンス」のフォームが設置されています。

「1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする」を選んだ場合は、
HTMLから「メンテナンス」のフォームを削除してもいいでしょう。
pmidpass01

3 : 発行&メンテは管理者のみ

ID・パスワードの発行からメンテまで全てあなたが行います。

管理ページから全てをあなた自身が行いますので、
pwmgr.cgi と index.html は削除しても構いません。

IDとパスワードの発行をあなたが行うということで
ユーザーにとっては申請から発行通知のメールまで、
お待たせする形になってしまいます。

独自で教材を販売する場合や情報商材の特典の送付であれば
多少、待ち時間があってもいいかもしれませんが・・・

ASP販売での誘導には向いていません。

決済したらすぐに観覧したいのがASP経由の購入者ですから
あなたに認証されるまで時間がかかってしまうと、
購入者は余計な不満を抱えてしまいます。

ASPを使用し一発ドカンで販売するなら場合によっては
購入者を待たせてもいいかもしれませんが、
長期にわたってASP販売していく教材には向いてません。

私は特典提供でよく使用していました。


1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする
2 : 発行は管理者のみ。ユーザはメンテのみ
3 : 発行&メンテは管理者のみ

販売する教材や提供する特典の特性そして重要度に応じて
自動化する部分と手作業で行う部分を考えていきましょう。

パスワードサイト作成

「PasswordManager」の設定・設置を行う

こちらのページで「PasswordManager」の紹介と事前の準備をお伝えしました。

「PasswordManager」を使用しBasic認証パスワードサイトを作る

あなたの有料コンテンツが含まれた会員サイト(パスワードサイト)。

その新規登録ページURLをユーザーに伝えることで、
ユーザー登録作業を自動で回すことができます。

今回は「PasswordManager」の設置の解説を行います。

※コアサーバーに設置する例をお伝えしています。
設置・設定するドメインは以下のURLを例にしています。
あなたが所有しているドメイン
https://yoursite.com/
会員サイト(パスワードサイト)用に使用するサブドメイン
https://sub.yoursite.com/
ユーザーが観覧するURL
https://sub.yoursite.com/member/

ダウンロード

早速ですが
KENTWEBで配布されている「PasswordManager」をダウンロードしてください。

PASSWORD MANAGER
pm01


ダウンロード
pm02


ダウンロードしたzipファイルを解凍すると
中身は以下のようになっています。
pm03

アップロード

「PasswordManager」をアップする全体像です。

pm04


まずコアサーバーの public_html と同じ階層に
private フォルダを作ってください。

pm05


private フォルダ内には「PasswordManager」の
private フォルダから
member.dat
pwlog.dat
htpasswd.txt
この3つをアップします。

htpasswd.txt をアップしたら
名前を変更で .txt 部分を削除し
頭に . を付けて
.htpasswd となるようにしてください。

それぞれのアクセス権も変更してください。

pm06



続いて sub.yoursite.com ディレクトリ内にもファイルをアップします。

まず sub.yoursite.com 内に
member と pwmgr を作成してください。

pm07


pwmgr には以下の6つのファイルをアップ。
アクセス権も変更してください。
pwmgr.cgi [705]
admin.cgi [705]
pwlog.cgi [705]
init.cgi [604]
check.cgi [705]
index.html

init.cgi のファイルは変更箇所があります。

まず「PasswordManager」のinit.cgiをTeraPadなどで開きます。
管理用パスワードと管理アドレスの部分はお好きなものに変更してください。


28行目に以下のような項目があるのですが初期設定値が1になっています。
# パスワード発行形態
# 1 : ユーザからの発行&メンテを可能にする
# 2 : 発行は管理者のみ。ユーザはメンテのみ
# 3 : 発行&メンテは管理者のみ(pwmgr.cgi index.htmlは不要)
$cf{pwd_regist} = 1;
あなたがどのような形での認証を行うかによりますが
今回は 1 で進めさせていただきます。


次に34行目に以下のような記載があります
# パスワードファイル【サーバパス】
# → 正確にフルパスを記述すること
$cf{pwdfile} = './private/.htpasswd';
上記の初期フルパスを下記のように変更します
# パスワードファイル【サーバパス】
# → 正確にフルパスを記述すること
$cf{pwdfile} = '/virtual/あなたのコアサーバアカウント名/private/.htpasswd';
記載の仕方は、はじめにフルパスチェッカーで取得した
/virtual/あなたのコアサーバアカウント名/private/.htpasswd
の部分となります。


同様に38行目の会員ファイル【サーバパス】も同じように記載します

# 会員ファイル【サーバパス】
# → 正確にフルパスを記述すること
$cf{memfile} = ‘/virtual/あなたのコアサーバアカウント名/private/member.dat’;

同様に42行目アクセスログファイル【サーバパス】も同じように記載します。
# アクセスログファイル【サーバパス】
# → 正確にフルパスを記述すること
$cf{axsfile} = '/virtual/あなたのコアサーバアカウント名/private/pwlog.dat';
init.cgi を保存してアップロードしてください。


続いて member ディレクトリには htaccess.txt をアップするのですが
その前に htaccess.txt 内に以下の記述がありますので

AuthUserFile /フルパス/.htpasswd

パスワードが格納されているディレクトリを指定します。

例:
AuthUserFile /virtual/あなたのコアサーバアカウント名/private/.htpasswd

アップした後は .htaccess に書き換えます。


最後に「PasswordManager」のZipに入っていた
tmpl と lib の2つのフォルダは、
pwmgr ディレクトリの中にそのままアップします。

pm08

これで「PasswordManager」の設定は終了です。

新規ユーザーには

https://sub.yoursite.com/pwmgr/

pm09

このURLを知らせてユーザーに
新規登録をしてもらいましょう。


メンバーコンテンツは member ディレクトリにアップします。
URLは以下になります。

https://sub.yoursite.com/member/

こちらにあなたの有料コンテンツなどをアップしてください。


管理画面のURLは以下です。

https://sub.yoursite.com/member/admin.cgi

pm10

ユーザーの管理やアクセスログや観覧できます。

アクセスログの設定

最後にアクセスログを取るための設定を行います。

pwmgr ディレクトリ内の pwlog.cgi ファイルの2行目に
print "Content-type: text/plain\n\n";
を、入れてください。

例:
#!/usr/local/bin/perl
print "Content-type: text/plain\n\n";
#┌─────────────────────────────────
#│ PasswordManager : pwlog.cgi (SSI用) - 2011/07/21
#│ Copyright (c) KentWeb
#│ https://www.kent-web.com/
#└─────────────────────────────────
次にアクセスログを取る member ディレクトリ内のコンテンツは、
htmlではなくshtmlに変更してください。

そしてアクセスログを取るshtmlファイルの中に
(タグ内じゃなくてもOK)
<!--#exec cgi="/pwmgr/pwlog.cgi"-->
を入れて保存してください。

pwlog.cgiまではページの階層に応じて変わってきます。
すべてのページをカテゴリー分けもせず同じ階層にする場合は、
<!--#exec cgi="/pwmgr/pwlog.cgi"-->
これで結構です。


さらに member ディレクトリ内の init.cgi 内にある
以下を1にしてアップロードしてください。
# ホスト取得方法
# 0 : gethostbyaddr関数を使わない
# 1 : gethostbyaddr関数を使う
$cf{gethostbyaddr} = 1;
以上で member ディレクトリ内にあるコンテンツにアクセスがあった場合、
ユーザーのアクセスログが取れるようになります。

パスワードサイト作成

「PasswordManager」を使用しBasic認証パスワードサイトを作る

– 流失に強いパスワードサイトを作る –

あなたの提供する価値あるコンテンツはユーザーに対してどのように配布していますか?

有料教材・特典・講座などをPDFや音声で配布すると
ファイルそのものが流出してしまう可能性があります。

あなたの有料コンテンツ(情報商材の特典も含める)が
第三者の目に触れてしまうことは避けたいところですよね。

「コンテンツはパスワードサイト内で観覧させたい!」
さらに
「パスワードの流出も避けたい!」

そんなあなたに。

今回は、前回のBasic認証を使ったパスワードサイトよりも
さらに強力なパスワードサイトを作りたい場合にオススメです。

※コアサーバーに設置する例をお伝えしています。

どんなパスワードサイトが作れる?

今回ご紹介するパスワードサイトはKENTWEBにて
無料で配布されている「PasswordManager」を使用します。

PasswordManager
kentpm


私は情報商材につけた特典を観覧させるページとして
よく使用しているのですが有料教材の販売でも使えます。

「PasswordManager」は、通常のベーシック認証とは違い
ユーザーのIPアドレス付きでアクセスログが取れるものです。
pama01

私が別で所有しているパスワードサイトですが、
ユーザーID、ログイン日時、IPアドレス、ブラウザがわかります。

IDとIPアドレスを確認することにより
不正にアクセスしているユーザーを特定できるということです。

「PasswordManager」では、ユーザーがIDとパスワードを申請したときに
ユーザーだけでなく、あなたにもメールが届くようにできます。

そのメールにユーザーの名前やメールアドレスの他に
IPアドレスが記載されていますので、

そのIPアドレスを管理ページの「備考」覧に記載しておくことで(ここは手作業)
IPアドレスの違うアクセスが多数ある場合に不正を判断できます。
pama02

ユーザーをIDとIPアドレスから判断する場合は
ユーザーを目視で判断することになりますので
数百人単位のユーザーを管理することは手間です。

しかしあなたの作成した教材がASP販売しているものではなく
教材の独自販売や情報商材の特典など、
それほど多くのユーザー数を考えていない場合にオススメです。

あなたの販売する教材や講座などの
規模に応じて判断するようにしてください。

ID・パスワード発行を自動化

設定次第で以下の設定ができます。

1.ユーザからの発行&メンテを可能にする
2.発行は管理者のみ。ユーザはメンテのみ
3.発行&メンテは管理者のみ

今回は1の解説を行っていきます。(2と3については後で解説)

あなたの有料コンテンツがアップされたパスワードサイト内へと
ユーザーがアクセスする前に、ユーザー自身にIDとパスワードを
発行していただくことができます。

「PasswordManager」の設置場所

あなたが以下のURLをメインサイトにしているとします。
https://yoursite.com/

セールスページとパスワードサイト用に
以下のようなサブドメインを作り
https://sub.yoursite.com/
このサブドメインのトップページには
レターなどのセールスページを置きます。

そして member/ というディレクトリを作り、
その member/ ディレクトリ内で
パスワードサイトを観覧させたいとします。

member/ というディレクトリ内を
パスワードサイトにするわけですから、

ユーザーに公開するパスワードサイトURLは以下になります。
https://sub.yoursite.com/member/

ユーザーにはこのURL内でコンテンツを
観覧していただくという例でこれから解説します。

設置場所を変えたいという場合でも
一度、解説通り行ってみて、
まずやり方を掴んでみてください。

【準備】「FullPath Viewer」をダウンロード

「PasswordManager」でパスワードサイトを構築する前に
まずパスワードサイトの正確なフルパスを取得します。

KENTWEBにある「FullPath Viewer」をダウンロードしてください。
FullPath Viewer
fpv



FTPソフトなどでsub.yoursite.comディレクトリ内に
memberのディレクトリを作成してください。

fullpath.cgiを「PasswordManager」を設置する予定のディレクトリである
/public_html/sub.yoursite.com/member/ にアップロードします。

アップロードしたらfullpath.cgiのアクセス権限を755に設定したあと
ブラウザでhttps://sub.yoursite.com/member/fullpath.cgiにアクセスします。

すると以下のようなメッセージが出ますので・・・

fpvc

第1チェック下の文字列をメモ帳などに保存しておきます
/virtual/あなたのコアサーバーアカウント名/public_html/sub.yoursite.com/member

次回から「PasswordManager」設置の解説をしていきます。

パスワードサイト作成

Basic認証(ベーシック認証)でパスワードサイトを作る方法

今回は最も基本(ベーシック)なパスワードサイトの
構築方法をお伝えします。

名前もそのままBasic認証(ベーシック認証)。
あなたも見かけたことがあると思います。

以下のように「ユーザーID」と「パスワード」を入力し
パスワードサイトに入室するようなサイトです。
ba01


コアサーバーに設定する例でお伝えします。作り方は簡単です。
例えば、
https://pass.com/ というドメインをあなたが所有している場合、
https://aaa.pass.com/ というサブドメインを作成し
このサブドメイン内を、丸ごとパスワードサイトにするとします。

まずメモ帳を起動し
.htaccess と .htpasswd

この2つのファイルを作ります。
ba02

.htaccessの設定

.htaccessには以下を書き込みます。
AuthUserFile /virtual/アカウント/public_html/ドメイン/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName MembersOnly
AuthType Basic
require valid-user
<Files ~ "^.(htpasswd|htaccess)$">
deny from all
</Files>
「アカウント」にはパスワードサイトを設置するサーバーのアカウントを。
yamada@m10.coreserver.jp としてサーバーを借りていたとすれば、
yamadaの部分が「アカウント」になります。

「ドメイン」にはパスワードサイトにするドメインフォルダを
https:// を抜いて入れてください。
https://aaa.pass.com/というサブドメインを
パスワードサイトにしたい場合はaaa.pass.comと入れて保存します。

お伝えしたように「アカウント」がyamada
パスワードにするドメインがaaa.pass.comだった場合、
AuthUserFile /virtual/yamada/public_html/aaa.pass.com/.htpasswd
AuthGroupFile /dev/null
AuthName MembersOnly
AuthType Basic
require valid-user
<Files ~ "^.(htpasswd|htaccess)$">
deny from all
</Files>
このようになります。

.htpasswdの設定

続いて、
.htpasswdには設定したいパスワードを書きます。
もっと複雑なパスワードにすべきですが、
とりあえず例として以下のように設定するとします。
ユーザーIDは 12345
パスワードは abcde

こちらのサイトにアクセスしてください。
ba03


好みのユーザーIDとパスワードを入力して「生成」を押します。
ba04


.htpasswd覧に出てきた文章をコピペして
ba05


.htpasswdにそのまま貼り付け保存します。
ba06


続いてFTPソフトで「.htaccess」と「.htpasswd」の2つのファイルを
パスワードサイトのトップにアップしてください。
ba07


「.htaccess」と「.htpasswd」の「txt」部分を削除します。
右クリックで「名前を変更」を選んでください。
ba08


「.txt」だけを消します。
ba09


あとはindex.htmlファイルなど、
パスワードサイトに必要なファイルを一式、
同じ場所にアップするだけです。
ba10


これでベーシック認証を使ったパスワードサイトは完成です。
実際に設置したURLにアクセスして確認してみてください。

今回使用した「.htaccess」と「.htpasswd」のテキストファイル、
そしてindex.htmlファイルも念のためダウンロードできるようにしておきます。
ダウンロード

Zipを解凍し「アカウント」と「ドメイン」をあなた専用に書き換え、
パスワードは先ほどの外部サイトで作成し書き換えて使用してください。

パスワードサイト作成

シーサーブログにパスワード認証をかけて自動化する方法

今回はシーサーブログでパスワードサイトを作る方法をご紹介します。

厳密にいえばシーサーブログの一部にパスワード認証をかける方法ですね。

「どんな感じになるの?」って思うかもしれませんので
まずはこちらの無料ブログをご覧ください。
sp01

とりあえず普通のシーサーブログですよね。

テキストや画像はありませんが
こういった形で何かの情報商材の特化型ブログを作り、

作成したシーサーブログ内でアフィリエイトするだけでなく
特典のダウンロードまでさせたいこともあるでしょう。

アフィリエイト活動をしていると自分自身の身元を出さずに
アフィリエイトしたい場合も、時にはありますからね。

さすがに有料教材の購入者ページにするのは無謀ですが(w)
特典のダウンロードページを作成するとして手順を解説します。

シーサーブログパスワード認証ページ作成手順

手順ですがまずはシーサーブログを1つ作ります。

一通りブログを作り終えたらパスワードが施された
特典のダウンロードページを作りましょう。

「ファイルマネージャー」をクリックし、
「アップロードオプションの表示」をクリックすると
「アップロードオプション」が開きます。
sp02


「ディレクトリ」覧にパスワードサイト
(または特典ダウンロードサイト)の
ディレクトリ(フォルダ)を作ります。

例としてpassというディレクトリ(フォルダ)を作ります。
「追加」をクリックしてください。
sp03


追加すると以下のような状態になりますので
この状態のままページを移動せずに
sp04


パスワードサイト(または特典ダウンロードサイト)の
トップページとなるindex.htmlをアップロードします。
sp05


例として使うページはこちら。ダウンロードはご自由にどうぞ。
zipを開いてindex.htmlファイルだけをアップしてください。
サンプルとしてあなたが使用されても構いません。


無事アップロードできると以下のような表示が出ます。
sp06


続いて「設定」のページから「ページ認証」をクリック。
sp07


作成した /pass 部分の「設定」をクリック。
sp08


ログインする「ユーザー名」と「パスワード」を決めてください。
ここではどちらも「aaa」にしてみました。
sp09


パスワードサイトはこれで完成です。

先ほどのこちら。シーサーブログに、
https://samplepass.seesaa.net/

こちらのパスワードページ(特典ダウンロードページ)ができました。
https://samplepass.up.seesaa.net/pass/
もしくはこちらのURLでもアクセス可能です。
https://samplepass.up.seesaa.net/pass/index.html

「ユーザー名」と「パスワード」は「aaa」で入れます。

この手順でパスワードページを作成した場合のURLは、
URLの中に「.up.」が入っていることにも注意してください。

お問い合わせ先にはFC2や忍者などの
無料メールフォームをレンタルするのがオススメですね。

特典ファイルの保存先はどうするか?

シーサーブログは1ブログ当たりの容量が100MBなので
特典をアップするには容量が足りなさすぎます。

特典ファイルはzipファイルにして
あなたのサーバーにアップしたものを
ダウンロードさせるのがいいでしょう。

身元を特定されたくない場合は、
あなたがどこかで運営しているサイトのドメインURLではなく
サーバーのURLにした方がいいかもしれません。

使用しているサーバーにフォルダを作成して、
そちらにアップした特典をダウンロードさせるようにした方がいいでしょう。

購入からダウンロードまでの流れ

作成したシーサーブログに検索ユーザーが訪れて
そのブログから情報商材を購入されたとします。

インフォトップのマイページに特典PDFをアップ。
PDF内に先ほどのURLとパスワードを入れておきます。
(サンプルPDFのダウンロードはこちら。Word付き)

この仕組みを作るとアフィリエイトでの販売から
特典の提供まで自動で行えます。

ユーザーに特典の魅力を感じさせられるかどうか?
あなたから買う理由を抱かせることができるかどうかも大切です。

特典内で無料オプトをする(w)

このサイトにも掲載している以下の動画の手法を行う場合、


例えば配布する特典が10個のPDFだったとしますよね。

バラバラにzipフォルダを変えて提供するよりも
1つのZipフォルダ内にすべての特典PDFを入れたほうがいいです。

それぞれのPDFの頭に1.2.3..と番号を入れておけば
PDFの並びをコントロールできるので
無料オプトをどこに入れるかも狙って行えます。

自サイトのURL付きPDFを入れて運営サイトに誘導しながら、
他者さんの再配布PDFも混ぜて特定を避けるのもいいでしょう。(w)

ブログ全体にパスワードをかけない

シーサーブログの運営側もビジネスとして行っていますから
どこかにシーザー側の広告を出さないと、
長く使わせてもらえないかもしれません。

パスワードをかけても通常のブログページには
広告が出ますが、

今回、ご紹介したようなブログの1箇所に
パスワードをかけるのではなく

すべてのページにパスワードをかけるのは
シーサーブログの運営側にどう思われるかわかりません。

ブログ全体にパスワードをかけるのは、
念のため行わない方がいいでしょうね。
私はそう考えてます。


最後に。

ここでお伝えしている方法は、何もシーサーブログに
パスワードサイトをかけなくても
インフォトップからダウンロードできるPDFに
特典のダウンロードURLを記載すれば済む話です。

しかし、細かな都合のためにパスワードサイトで
ダウンロードさせたい場合もあるでしょう。

そんなときに、ここでお伝えしたシーサーブログの一部を
パスワードサイトにして運営してみてください。

そして今さら言うまでもないですが
無料ブログは削除や凍結の危険性もあります。
作るときは、そこを割り切って作りましょう。

「ドメインやワードプレスを使うほどでもない。」

そんなアフィリエイトをする時に、
行ってみてはいかがでしょうか?

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