なぜ「テクニック論」は世間で
これほど軽んじられているのか。

不思議です。

私にとって「テクニック論」は心が踊ります。

世間では「小手先!」と言われがちなテクニック論は
私にとって作品を見ているような気分になれます。


そのテクニックを教えた人が、

・どのような意図を持って行ったか?

・どのような効果を狙って行ったのか?

・どのような人間性を持っているのか?


他にもそのテクニックを教える人が
心理学? NLP? 催眠の知識?

そして過去にどんなことを学んで
そのテクニックを応用として使ったのか?

これらを読み解く作業がなにより大好物です。


ちなみに私は恋愛系のアフィリエイトを
得意ジャンルの1つにしています。

アフィリエイト目的ではなく、単なるプレイヤーとして
恋愛力を高めることに楽しみを感じていたときがありました。


恋愛系の数ある情報商材の中で、

「悪魔の手引書」や「ザ・マスターマインド」は

私の好奇心をくすぐりながら恋愛力まで高めてくれた
かなりテクニック論の多い教材です。

販売者の方にもサポートでお世話になってきました。
今でも感謝しています。

催眠、NLP、心理学、洗脳の原理、女性の本能を考慮した振る舞い、
すべてが1人の人物の中で混ざり合って、
臨機応変に引き出しの中から取り出して、テクニックとして出す。

各項目で語られるテクニックは1つずつといえど
複数の要素(心理学ほか)がバランスよく絡み合っていて
1つのテクニックが芸術作品のように感じました。

いわば彼らはアーティストみたいなものです。
理解を深めようと考え調べている時間も楽しかった。

ネットビジネスに落とし込む作業も楽しいです。




なぜ「テクニック論」が世間でこれほど軽んじられているのでしょう。


本質が大事?

それはわかります。


根っこの部分のマインドや、
そして本質部分が大事なのは
よ~くわかります。

ここを大事にしていないとズレますから。



ただ、ネットで本質やマインドが重要という記事、
またはその言葉に終始した人の記事を見ると、

「遊び心」が極めて欠如していると感じることが多々あります。

コンテンツが大人すぎるのです。


見ていても「あ~、つまんね。」と
途中で読むのをやめてしまう。

知識を学んで、
「これをやったらどうなるだろう?」
そんな好奇心からくる、いわば実践した数のようなものが
テクニックの「質」やテクニックの「数」には現れるものです。

なぜそれを書かない?
表向きに” ちゃんとしたこと ”を言いたいから・・・?

大人ですね。それとも知識しかないからか?


そしてテクニック論を単なるテクニック論としてしか見ず
軽視してしまう人が多いのは
テクニック論を軽視する本人が
それこそ「表面しか見ていないからだ」と思うのですよ。

考えることを重要視していながらも
自身は表面しか見ていない証拠でもあります。

テクニック論は見直されるべき、
いや、テクニック論は接し方を見直されるべきだと、
私は考えています。

テクニックをたどっていけば、
伝えた人の思考に必ずたどり着く。

その思考から感じ取れるものは数多くあるものです。


本質論なんて「それっぽいこと」として
ネットビジネスを始めたばかりの段階の人でも
誰だって言えることばかり。

マインド論が最も重要なことであるのは揺るぎない事実ですが
反面、「ごまかし」のきく部分でもあります。

学んだことや学んだ知識は数あれど、
「それどうやって実践に応用したの?」
これが見えない情報発信者は知識が豊富なだけです。

知識だけが豊富なだけ。

先ほどお伝えした教材販売者のような
アーティストではないですね。


さて、ネットでは検索すれば情報がまとめられ
質の高い情報がすぐに見つかるようになってきました。

マガジンサイトやキュレーションサイトの類がほとんどですね。
これらサイトが検索結果の上位を占めていることが多いです。

ただこれらのサイトって非常につまらなくないですか?
「出会った」という感覚がない。


別ページへのリンクも載せて観覧時間やPVを上げようとしていることが
こざかしく感じるときも多々あります。

キーワードにもよりますが検索結果の上位に占めているサイトには
情報の質は高くても「出会った感」が極めて低いものばかり。

膨大なアクセスがないと収益に繋がらないです・・・。


しかし先日、そんなサイトとは対照的な
「出会ってしまった・・・」
そう思えるサイトを見つけてしまいました。

内部リンク?別記事に誘導するようなそんな
こざかしいリンクは、ほとんどありません。


ですが私、今日だけで30ページくらい読んでしまいました。

全部の記事を読みたいと思えるほどでしたが
なかなか一気に読むわけにはいきませんね。


役に立つサイトは見つけやすくなった半面、
アーティストなサイトやブログは見つけにくくなっているのが
ネットの悲しい現状のようです。

「テクニック論」への接し方が見直されれば
少しはマシになりそうですがね。

(ただ「コピペ」で、どうのっていうのはしょうもないと思ってます。)