動画や音声を自作し公開、またはダウンロードしてもらおうと考えた場合に、考えなくてはならないのが、契約しているサーバーの「転送量」です。
そして自サイトのアクセス数も「転送量」に影響を与えます。
テキストや画像ファイルの掲載しかしていないサイト、またはブログの場合は、1日何十万hitクラスのサイトなどでない限り、転送量はそれほど気にしなくてもいいレベルです。
しかし、ユーザーに動画や音声を配信、またはダウンロードコンテンツを用意することになると、テキストや画像とは比べ物にならないほど、動画や音声は容量を食うので「転送量」に強く影響を与えます。
制限を超えてしまえばサーバー会社から警告が。最悪の場合はサーバーダウンもありえるのです。
ということで今回は、
あなたのサイトで動画や音声を配信または、ダウンロードコンテンツを提供することを考慮し「転送量」をテーマに、オススメのサーバーを掲載していきます。
転送量で選ぶレンタルサーバーランキング
※すべて私の肌感覚でのランキングです。最終更新2019/04/02/
1位 コアサーバー
なんと全プランリニューアルし、転送量が無制限という、太っ腹仕様になりました。
CORESERVER.JP(コアサーバー)お試し登録(30日間) | ||||
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プラン | CORE-MINI | CORE-A | CORE-B | CORE-C |
転送量 | 無制限 | |||
費用(税込) ※12ヶ月まとめ払い | 2,571円 | 5,143円 | 10,182円 | 41,040円 |
以前はCORE-MINIプランで100GB/月、CORE-Cプランでも1000GB/月と、
他社のサーバーに比べて低い数値だったため、この転送量ランキングでも
4位という位置づけにしていました。
ですがいつの間にかパワーアップしており、
最も安いCORE-MINIプランでも転送量無制限です。
多数のユーザーに音声や動画のURLを送り、
ダウンロードしてもらうときにも安心。
ただ過去の私の経験から、安定性に不安があるサーバーなのは変わらないので、
まだまだエックスサーバー並みの安心感は持てないのが実際のところ。
このランキングでは転送量無制限ということで1位にしましたが、
私の場合、重要度に応じてエックスサーバーと使い分けています。
2位 エックスサーバー
使い勝手もよく安心安全で優秀なサーバーとして有名なエックスサーバー。
安いサーバーではありませんが「転送量」も比較的高め。
エックスサーバー 無料お試し10日間 | |||
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プラン | X10 | X20 | X30 |
転送量 | 70GB/日 | 90GB/日 | 100GB/日 |
費用(税込) 初回手数料込 ※12ヶ月まとめ払い | 16,200円 | 29,160円 | 55,080円 |
すべてにおいて安心して使っていけるサーバーだと思います。
1位 さくらサーバー
意外と知られていませんが「転送量」は高めです。
さくらのレンタルサーバ 無料お試し2週間 | |||||
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プラン | ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ |
転送量 | 40GB/日 | 80GB/日 | 120GB/日 | 160GB/日 | 200GB/日 |
費用(税込) 初回手数料込 ※12ヶ月まとめ払い | 2,572円 | 6,171円 | 16,457円 | 30,856円 | 51,428円 |
さくらサーバーを使用する場合たいていの人は「スタンダードプラン」を選ぶと思うのですが、スタンダードプランの転送量は1日80GBと高め。
価格もそれほど高いサーバー会社ではないので、コストを抑えたいときにはおすすめのサーバーですね。
4位 ロリポップ
近年サーバー全体のグレードアップが行われ「転送量」も大幅に増えました。
ロリポップ! 無料お試し10日間 | ||||
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プラン | エコノミー | ライト | スタンダード | エンタープライズ |
転送量 | 40GB/日 | 60GB/日 | 100GB/日 | 無制限 |
費用(税込) 初回手数料込 ※12ヶ月まとめ払い | 2,916円 | 4,860円 | 8,100円 | 29,160円 |
サポートが充実している初心者向けのサーバーなのですが、「転送量」も十分ですね。初めて選んだサーバーがロリポップだとして、「転送量」を考えるまでになったとしても、安心して使用できます。
ファイルサイズによっては外部サービスの検討も
転送量にもっとも影響を与えてしまうのが「動画」です。
そんな動画を配信、またはダウンロードできる状態にする場合、契約しているサーバーに負荷をかけない手段として
YouTubeやVimeoなど、サイトに埋め込みが出来る外部サービスを使用するのがオススメです。
転送量に余裕があるレンタルサーバーであれば、すべてのファイルをサーバーにアップ、またはダウンロード用にアップするでもいいのですが、
転送量が低いサーバーでもYouTubeやVimeoを使用して音声や動画配信を行うことができます。
YouTubeはYouTube内で不特定多数に動画を見せるため効果的ですし、Vimeoはパスワード設定を行い、特定の人だけに見せたい場合に便利です。
外部サイトの特徴も意識して、
上手にコンテンツ配信していきましょう。
ご参考まで。
● エックス、コア、ロリポップ、さくらのスペック表
1/5 【初心者向け・見直し】レンタルサーバーの選び方
2/5 ワードプレスなどMySQLの使用に向いているレンタルサーバー
3/5 動画や音声配信に向いているレンタルサーバー ←今ココ
4/5 メールやステップメール配信に向いているレンタルサーバー
5/5 複数のサイトを所有することに向いているレンタルサーバー
オマケ
はやく稼ぐならレンタルサーバーは有名なとこだけを選んだ方がいい
海外のレンタルサーバーは使わなくてよし